こんにちは。
お風呂に窓を付けるか付けないかで悩むんでいる方へ。
実際に我が家のお風呂に窓は付けませんでした。
設計事務所で勤務している私が「付けなかった、無くても良かった」と思った理由を紹介していきます。
建築費用を抑えるうえでも役に立つと思います。
お風呂に窓を付けなかった理由
私はお風呂に窓は付けませんでした。
理由としては5つあります。
窓を付けなかった理由
- 断熱をより高めたかった
- 掃除が面倒だった。
- 換気は換気扇で十分だから
- ほとんど夜しか入らないから
- お風呂が道路面だから
1.断熱をより高めたかった
そもそも家の寒くなったり熱くなる原因の約6割は窓にあります。
私の実家はお風呂にも窓がありましたがとにかくお風呂が寒かった記憶があります。
以前私が住んでいたアパートのお風呂も窓がありましたが、
冬になると結露水や湿気の水分が窓の枠やレールに溜り、冬になるとそこが凍り付くという現象が起きていました。
その結果冬の間は窓が開かなくなっていました。
(私は寒冷地に住んでいます。)
今の窓は高断熱のも高くなっていますが、やはり窓がない方が断熱性が高くなります。
窓無しのお風呂になってからお風呂の中の温度も下がりにくく、とても暖かいです。
ヒートショックの予防にもなります。
2.掃除が面倒だった
上記でもあった通り、アパート暮らしの頃は窓に結露水や湿気の水分が窓の枠やレールに溜り、そこからカビが発生していました。
また窓の枠は段差や隙間があり掃除が行き届かず面倒でした。
3.換気は換気扇で十分だから
窓を必要と思う理由の中によく「換気がしたいから」という話をよく聞きます。
窓を開けた方が寒気の効率が良いと思われがちですが、実は換気は換気扇で十分なのです。
浴室の入口には給気口が付いていますのでそこから空気を取り込み、換気扇で強制的に排気をした方が窓を開けるより効率良く換気ができます。
4.ほとんど夜しか入らないから
窓があると昼は外の陽の光が入り照明を付けなくても明るいです。
しかし、私の場合は昼にお風呂に入る事がほどんどなく、夜にお風呂に入ります。
そうなると絶対に照明をつける事になるので、陽の光はほどんど必要としませんでした。
5.お風呂が道路側になったから
我が家は立地と間取りの都合上、お風呂の位置が人や車が良く通る道路側になりました。
そのため、プライバシーを守りたかったのというのも理由の一つです。
私自身外を歩いている際、他の家のお風呂らしき窓から明かりや声が漏れていると「今お風呂に入っているんだな」と思ってしまします。
お風呂での声はわりと響きやすく、窓から声が漏れたりもします。
なおかつ我が家は道路側がお風呂というのもあり、外からより見えやすくなると思い窓を無くしました。
お風呂が窓無しの場合のメリット・デメリット
実際に住んでみてお風呂に窓がない場合のメリットとデメリットをまとめました。
メリット
- 断熱効果が高く、冬でも暖かい。
- プライバシーを守れる。
- 掃除の手間が省ける。
- 費用を抑えられる。
デメリット
- 日中でも暗いから照明が必要。
- 閉塞感が出る。
- 外の空気を入れられない、感じれない。
お風呂のありの場合のメリット・デメリット
お風呂に窓がある事でのメリットとデメリットも紹介します。
メリット
- 昼は照明をつけなくてもお風呂が明るい。
- 抜け感があり圧迫感が無くなる。
- 換気扇を付けなくても換気が出来る。
- 外の景色が見えリラックスできる。
デメリット
- 窓無しに比べると寒くなる。
- 外からの視線が気になる。
- 音漏れがする。
- 掃除の手間が増える。
- 窓の分の費用が掛かる。
まとめ
いかがだったでしょうか。
一昔前と違い、近年は窓無しのお風呂が増えてきています。
私自身は窓を付けなかったですが実際に暮らしてみて満足しています。
たまに「窓ありだったら外の空気も吸えたのに」と思う時もあります。
自分のライフスタイル、予算、立地条件などを考慮し、素敵なお風呂にしてください。
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